ネタバレ有りのダン・ブラウン、インフェルノを見て読んだ感想


先日、インフェルノを小説で読んでから、映画を見に行ってきました。

見終わった感想は、原作と映画、全然違っていて、少し驚きました。

小説と映画で違ってたところは

ヴァエンサがラングドンを本当に殺そうとするところ

エリザベスがラングドンとすでに知り合いで過去付き合ってたという設定

エリザベスが不妊であったという設定がないところ

シエナがストレスからくる脱毛症という設定がないところ

シエナが結局、ゾブリストの信者のままで、死んでしまうところ

などなど細かい設定が違ってたけど、

一番違っていたのは原作では最後、ウィルスが世界中に広がってしまったが、映画では感染を防ぐことができたというところ。

ウィルスが映画ではただの伝染病だったけど、原作では人間をランダムに不妊にするウィルスベクターとして描かれていた。

たしかに映画で、最後ウィルスに全世界の人間が感染してしまったら、後味も悪いし、続編を作るときにも問題のある設定だったのかなとは思った。

けれど、原作では、エリザベスが過去の治療の影響で不妊であるという設定や、今の人口過剰で地球環境が破壊されていることがゾブリストが行動を起こすきっかけになったこと、シエナがの髪の毛が抜けてしまったのが暴行未遂のPTSDからくるストレスが原因だったことなど、いろんな細かな設定とウィルスの存在理由と絡んでいるところが、深みがある要因だった気がするので、ちょっと残念だった。

 

 

 

 

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映画セブンを見て 心の弱い人間が人を傷つけないためにはどうすればいいのか


セブンとは、7つの大罪になぞらえた連続殺人を追う2人の刑事(モーガン・フリーマン、ブラッド・ピッド)がプライベートでも交流を深めながら、事件の核心に近づくも、犯人のターゲットとしても狙われ始めてしまうという話。

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7つの大罪とは
「暴食」、「色欲」、「強欲」、「憂鬱」、「憤怒」、「怠惰」、「虚飾」、「傲慢」
を指している。
犯人は7つの大罪を犯している人間を独自の視点で選び出し、法律外で裁く。つまり殺そうとする。
その殺人のやり方は、7つの大罪を本人の許容範囲を超える範囲で犯させることで、今まで自分自身が望んで行ってきたことに、苦しみながら死ぬことになるという、やり方で罪を償わせるというもの。
例えば、最初の殺人は、『暴食』の罪を犯している人間、つまり相当な肥満体の人間に、胃袋が破裂するまで食べさせて殺すというもの。

グロいシーンが多いので、手放しでオススメできないけれど、法律で裁かれない人間の中にある罪悪は、裁かれないまま放置されているけれど、それはみんなどうやって折り合いをつけていくべきなのか、考えされる映画だったので、残酷なシーンがまるでダメという人以外なら、見て欲しいなと思う。

以降、ネタバレ

 

モーガン・フリーマン演じる刑事は過去にパートナーに中絶させているという設定。

モーガン・フリーマン演じる刑事はもちろん前科もなければ、ブラッド・ピッド演じる後輩の刑事にも、その妻にも慕われていて、善人として生きているように見える。モーガン・フリーマン演じるこの刑事を通して、普通の人の中にある悪について考えさせられる。
ブラッド・ピッドは反面、今までにこれといって罪悪感に苛まれるようなことをせずに生きてきて、潔癖だという設定。
最後に、犯人はブラッド・ピッドの妻を殺し、砂漠の真ん中にその首を配達させ、ブラッド・ピッドに自分を嫉妬という罪を犯した最後の犠牲者として殺させる。
ブラッド・ピッドが最後に発砲するシーンは、特に激しい感情表現はなかったから、その時は、多少違和感を感じてしまったけど、今まで生きてきたことと反して、激しい怒りに任せて行動する時は、案外感情は表に出ないのかもしれないと後で思った。
誰よりも先に、モーガン・フリーマンが箱の中身を見るが、その時、自分も犯人を殺してしまいそうになるから、わざと犯人の挑発に乗る前に銃を投げ捨ててから、ブラッド・ピッドと犯人の元に駆け寄るというシーンがある。
自分自身の、心の弱さに自信がないゆえに先読みして行動するこのシーンをみて、結局のところ、心や意思、感情を制御なんてなかなかできるものではないから、その選択をしないように、うまく誘惑、刺激から逃げ続けることしか私たち人間にはできないのかもしれないなと思った。
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科学者や作家、映画監督が選んだSF映画ランキング&あらすじ


科学者や作家、映画監督が選んだ「SF映画ベスト100」

1.2001年宇宙の旅

2001年宇宙の旅 (字幕版)

スタンリー・キューブリック監督と原作者アーサ・C・クラークによる、映画史を代表する不朽の名作SF。月のクレーターの地中からの謎の石碑が発掘され、宇宙評議会のフロイド博士が調査に向かう。それから18カ月後、最新型人工知能「HAL(ハル)9000型コンピュータ」を搭載した宇宙船ディスカバリー号は、5人のクルーを乗せて木星探査に向けて航行していた。しかし、その途上でHALが探査計画に対して疑問を抱いていることを打ち明ける。ボウマンとプールはHALの不調を疑い、いざというときはHALの回路を切断することを決めるが、それを知ったHALは反乱を起こす。人工知能HALの暴走がリアルに描かれている

2.ブレードランナー

ブレードランナー ファイナル・カット(字幕版)

 

2019年、惑星移住が可能になった未来。レプリカントと呼ばれる人造人間が謀反を起こし、地球に侵入。レプリカント専門の捜査官“ブレードランナー”のデッカードは追跡を開始する。一方、彼は製造元のタイレル社でレイチェルというレプリカントに会い、心を通わせていくが……。熱心なファンによって支持され、カルト化したSFハードボイルド・アクション。監督リドリー・スコットの映像センスは絶賛され、その人気を不動のものとした。92年に再編集された「ディレクターズカット/ブレードランナー 最終版」が公開された。

3.エイリアン

エイリアン/ディレクターズ・カット (字幕版)

 

宇宙船ノストロモ号の乗組員はある惑星で異星人の宇宙船を調査する。だがその時、卵の中の生き物が乗組員に寄生。やがてそれは腹を食い破り、ノストロモ号内に潜伏する。その後、宇宙生物は人間をひとりずつ抹殺。生き残った航海士リプリーはたった独りで戦いを繰り広げることに! 未知の生命体の恐怖を描いたSFホラー。主演シガニー・ウィーバーはシリーズ全4作に出演することに。03年に、再編集された「エイリアン/ディレクターズ・カット」も公開された。

4.未知との遭遇

未知との遭遇 (字幕版)

人類が初めて異星生命体と接触する姿を描くSF。製作はジュリア・フィリップスとマイケル・フィリップス、監督・脚本は「JAWS・ジョーズ」のスティーブン・スピルバーグ。

 

5.エイリアン2

エイリアン2(字幕版)

エイリアンと戦った宇宙船ノストロモ号6人のうちの唯1人の生存者リプリーとエイリアンの再戦を描くSFアクション。製作はゲイル・アン・ハード、エグゼクティヴ.プロデューサーはゴードン・キャロル、デイヴィッド・ガイラー、ウォルター・ヒル。監督・脚本は「ターミネーター」のジェームズ・キャメロン。キャラクター創作はダン・オバノンとロナルド・シュセット、撮影はエイドリアン・ビドル、音楽はジェームズ・ホーナー、特殊効果はジョン・リチャードソン、ブライアン・ジョンソンが担当。出演はシガニー・ウィーヴァー、マイケル・ビーンほか。ドルビー・ステレオ。

 

 

 

 

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2013年に見た映画ランキングTOP26


1.ショーシャンクの空に

ショーシャンクの空に(字幕版)

スティーブンキングが原作の脱獄映画。最低の状況にもかかわらず希望を捨てずに努力する主人公に感動した。

2.エターナルサンシャイン

エターナル・サンシャイン [DVD]

美しい映像美と、ジムキャリーが真面目な引っ込み思案で内向的な男性の演技をしているのが、珍しいけれど、すごくはまっていた。

3.セブン

セブン [DVD]

重いテーマだけれど、人間の善悪というものは一体どこで線引きされるのかというテーマについて、スピード感のあるシナリオと、7つの大罪になぞらえた連続殺人事件を描くことで考えさせられる映画だった。ラストのモーガンフリーマンが銃を投げ捨てるところと、ブラッドピッドの苦悩するラストシーンが印象的だった。

4.フィフスエレメント

フィフス・エレメント [DVD]

破天荒な設定に衣装の奇抜さがマッチしていて、世界観がすごかった。

5.最高の人生の見つけ方

最高の人生の見つけ方 (字幕版)

死期が近づいた二人の男性が、死ぬまでにしたいことをリストアップして、二人でかなえていくという映画。とにかく主演二人の演技があまりにうますぎる、はまりすぎていた。かなり泣いてしまった。2人のリストの実現を手伝う男性秘書にもラストシーンで感動してしまった。

6.レオン

レオン 完全版 [Blu-ray]

言わずと知れた名作だけど、主人公二人があまりに純粋すぎて、私には切ない要素が多すぎた。一度は見るべきだと思う。

7.MIB3

メン・イン・ブラック3 [DVD]

タイムトラベルして、トミーリージョーンズが若いころに会いに行って未来を変えるという設定。前作までのゴールデンコンビが出てくる回数が減るので残念だなと思ったけど、前作までのトミーリージョーンズの食えない態度や他人を妙に突き放すような態度に深い理由があることが明らかにされ、1,2作の良さをさらに引き立てるようなシナリオで、1と2を見直してしまった。シリーズ物はだんだんつまらなくなる印象があったけど、個人的にとても面白かった。

8.ガタカ

ガタカ [SPE BEST] [DVD]

SFだけど、努力が才能に勝てるかなど、非現実的なテーマ以外にもメッセージ性が充実していて、感情移入しやすい映画だった。自分の身分を偽って、宇宙飛行士になろうと施設にもぐりこむという設定で、スリルがあった。

9.シャイニング

シャイニング [Blu-ray]

殺人がテーマなのにキューブリック流の画面構成の美しさ、左右対称性、色彩の美しさがうまく配置されていて、血しぶきを見ても美しいと思ってしまった。ジャックニコルソン演じる狂気に取りつかれる父親がとにかく怖い。息子役の子がかわいいがミステリアスな雰囲気があり、何とも言えない恐怖を感じる。有名なドアの隙間から顔を出すシーンを見たときは感動してしまった。

10.メメント

メメント [Blu-ray]

主人公の記憶が持つ10分間で映画が細切れになっており、さらにその断片をラストから時系列を逆に並べている映画。まずその構成が斬新。最後、つまり時系列の最初に戻ると重大な設定が明らかにされるので、その謎を知ったうえでもう一度見直したくなる映画。

11.ご法度

御法度 [DVD]

白黒赤のミニマムな色彩のおかげで鮮血が画面に映える。沖田役の武田信二がすごい。賞もとっていた。

12.ナイトメアビフォア

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス [DVD]

アニメ映画。ディズニーの子供向けだけれど、十分楽しめるダークファンタジーだった。
画像が美しい。

13.バニラスカイ

バニラ・スカイ (字幕版)

ハリウッドのリメイク映画。SF映画だが、最初は普通の恋愛映画のように思える。設定の展開が大きく切り替わるので、そこを楽しめる。まるで映画というよりは小説を読んでいるような、満足感があった。

14.マシニスト

マシニスト [DVD]

不眠症に悩ませる男性が、自宅の冷蔵庫に貼られたメモ帳に少しずつ書き足される絵とメッセージが完成するにつれ、自分が本当に悩まされている原因が明らかにされていく、スリルのある映画。

15.モンスター上司

モンスター上司 [DVD]

嫌な上司に悩む3人の男性が、それぞれ友人の上司に対して復讐するという映画。下品なところがあるけれど、結構日本でも有名な俳優が演じていて、とにかく笑える映画だった。

16.Drパルナサスの鏡

Dr.パルナサスの鏡 [Blu-ray]

ヒースレジャーが途中で亡くなったので、残りの出番を4人の俳優が演じ分けたということで話題になった映画。そこまで無理はないシナリオになっていて驚いた。ファンタジー要素が強いが、ラストは現代的で、楽しめる。画像が美しい。

17.フラクチャー

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日本では公開されていない。アンソニーホプキンスが主演だけど、私はレクター博士のイメージが強すぎて普通の犯罪者という設定になじめないという問題があってあまり集中できなかった。

18.トランス

トランス [DVD]

絵画泥棒の話。ラストが面白かった。芸術がテーマだけど、スリル満点で、手に汗握る展開とどんでん返しがある。

19.毛皮のエロス

毛皮のエロス~ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト~ [DVD]

背徳的な雰囲気が常にある。画面や光の使い方、衣装が美しい。フェティシズムがテーマになっているので、そういったことに耐性がある人は見たらいいと思う。

20.エクスペリメント

エクスペリメント [DVD]

実際にあった心理実験をもとにしている。後味が悪いので息抜きにはならない。元実験や心理学に興味があるのなら見てもいいと思う。

21.モールス

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クロエのかわいさがあまりに強調されていて、ストーリーの良さがいまいち際立っていなかった。

22.ニキータ

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主人公の女優がスパイとして成長するにつれ、外見も身のこなしも変化する過程が劇的だった。ラストがはっきりしないので、好き嫌いがあると思う。

23.マイプライベートアイダホ

マイ・プライベート・アイダホ [DVD]

リヴァーフェニックスの演技と若いときのキアヌリーブスを見ることができる。

24.ハンニバルライジング

ハンニバル・ライジング 完全版 プレミアム・エディション [DVD]

ハンニバルシリーズの中ではいまいちだけど、レクター博士がカニバリズムに目覚めるきっかけを明らかにした映画なので、シリーズ作を見ていた人には面白いかもしれない。

25.マイブルーベリーナイツ

マイ・ブルーベリー・ナイツ [DVD]

失恋の痛みを癒す旅に出る間、待っていてくれるジュードロウが演じるカフェの店長が魅力的だった。

26.マッチポイント

マッチポイント (字幕版)

男性にしかわからない良さのある映画かもしれない。
映画ランキングでは常連。
愛人と妻の間で揺れる映画。

 

 

 

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精神疾患を描いた映画


統合失調症

ビューティフル・マインド (字幕版)

数学者として才能を発揮しながらも、すべての物事に自分へのメッセージが隠されているのではないかという妄想に取りつかれてしまう。主人公の視点で描かれているので、どこからどこまでが妄想なのか最後までわからない構造になっている。

シャッター アイランド (字幕版)

謎を解くために、孤島の精神病院にわたった刑事が、島に潜んでいた謎の女性と施設の人間との発言の板挟みになるのと、同時に幻覚症状に悩まされる。ラストの主人公の選択に複雑な気もちになる。

ファイト・クラブ [DVD]

主人公が記憶障害に悩まされながらも、圧倒的なカリスマ性を持った謎の男に影響されて夜ごとに殴り合いをするファイトクラブの暴力的な雰囲気にのめりこんでいく。最後に失われた記憶の意味が明かされる。

ブロークン [DVD]

鏡に映った自分を自分だと思えなくなってしまう女性。

強迫性障害

恋愛小説家 (字幕版)

サイコパス

 

ハンニバル (吹替版)

カニバリズム(食人)と殺人衝動を持ったレクター博士(アンソニー・ホプキンズ)の周りで起こる殺人事件。

 

セブン [DVD]

七つの大罪になぞらえた猟奇的な連続殺人事件を調査するにつれ、巻き込まれていく二人の刑事(モーガン・フリーマンとブラッド・ピッド)が主人公の映画。

 

 

依存症

お買いもの中毒な私! [DVD]

アメリカでは社会問題ともなっているクレジットカードのリボ払いの借金がかさんで仕事にも恋愛にも悪影響が出てしまう女性が立ち直るために一念発起して、買い物依存症から立ち直ろうとする話。




 

 

 

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マーク・ラファロ出演おすすめの3つの映画


 

エターナル・サンシャイン

記憶を消せる世界で、ケンカした恋人に衝動的に記憶を消されてしまったことで、自分も記憶を消そうと試みる主人公(ジム・キャリー)の心の葛藤を描いた映画。
アカデミー賞・ノミネート俳優が何人も出ている。監督はミシェル・ゴンドリーによる美しい色彩と幻想的で、非現実的な画面構成が特徴。
マーク・ラファロは同僚(キルスティン・ダンスト)に思いを寄せながらも、あまり踏み込めないところがあったり、自分のために無鉄砲に記憶を消す技術を悪用する同僚をたしなめる常識的な一面を持っていて、ほかの登場人物をうまくつなぎとめるどちらかというと理知的な落ち着いた役どころを演じている。

 

エターナル・サンシャイン [DVD]

アベンジャーズ

ハルク役で出演しており、過去の俳優と比べても、特に評価が高く絶賛されいる。

アベンジャーズ (字幕版)

シャッター・アイランド

レオナルド・ディカプリオが演じる刑事とともに閉鎖された島で事件の解明に努める同僚の啓示を演じている。
前半謎が解ける前ではそんなに印象は強くないが、2回目に見たとき、細かな表情の演技の意味を考えると、面白い。

シャッター アイランド [DVD]

 

 

 

 

 

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夢の世界を描いた2つの映画の感想


私は割合、はっきりした夢を見ることが多いので、結構”夢”をテーマにした映画を見ると手にとってしまう。

私の場合、結構、支離滅裂の夢だけど、ほとんど明晰夢を見たことはなくて、起きるとなんであんな設定をあっさり信じてしまったんだろうとか思うんですが、見ているときはほんとにわからない。

下に挙げた二作(インセプションとパプリカ)はすごくその支離滅裂さがうまく合わさっていて、映像も美しいし、好きな映画。

インセプション (字幕版)

パプリカ (新潮文庫)

 

パプリカ

特にインセプションの睡眠のステージが深くなればなるほど、イメージの崩壊や世界の

法則の乱れが激しくなるのが、実際の夢にもそういう傾向がありそうで面白い設定だなあと思った。

インセプションは記憶を埋め込むために対象の人間の夢に潜るという設定なのだけど、深く潜れば潜るほど戻りづらくなるという設定も、深い睡眠になればなるほど、覚醒するのがつらいというのと少し似ていて、面白かった。

何か気になるものがあるとそれが夢に強調されて出てくるというのは結構多くの人が経験しているのではないかなあと思うけど、パプリカの映像にはそういった主観的な評価みたいなものがすごい反映されていた。(例えば思いを寄せている人がかなり誇張して美しい存在として、夢の世界に登場したりといったこと。)

 

そういう個人的感情が夢には如実に反映されるっていうのはほんと当たり前のようにおこっているんだけど、あらためて考えると不思議な現象だなあと思う。

 

 

 

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イーサン・ホーク主演おすすめの2つの映画


デイブレイカー

 

デイブレイカー Blu-ray

吸血鬼(バンパイア)がテーマの映画。

テーマ自体はありがちだけれど、この映画の設定がほかの吸血鬼映画と違うのは、吸血鬼の人数に比べて、圧倒的に人間の数が少ないという世界であるというところ。

この映画に出てくる吸血鬼は、人間と同じように貧富の差がある世界に暮らしていて、絶滅危惧種の人間の血を自由に飲むことができるのは、ごく一部の富裕層だけ。日光に当たると死んでしまうという設定もそのままであり、バンパイアが非常に弱くて、共感できる身近な存在に感じる用に描かれている。

生きてこそ

 

生きてこそ ― スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

生存者 (新潮文庫)

 

実際に1972年に起こった旅客機墜落事故を映画化したもの。これは『アンデスの聖餐』と呼ばれている。

この事件は、雪山に墜落した旅客機に載っていた青年たちが、死体を食料にして生還したという、当時社会問題となった。

イーサン・ホークは生き残った青年たちの中では、気弱な人間だったが、冷静な判断で彼らの生き残りに重要な役割を果たす役どころを演じている。

 

 

 

 

 

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幻覚症状について描かれた映画


 

今まで見た映画で、幻覚症状、もしくは統合失調症について描かれたものでは

ビューティフルマインド、ブラックスワンが特に印象的だった。

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ビューティフル・マインド [DVD]

 

ビューティフル・マインドは統合失調症でノーベル賞を受賞した実在の数学者、ジョン・ナッシュが主人公の映画。

ブラックスワンはバレリーナを演じるナタリー・ポートマンが主演を勝ち取るための争いの中で、同世代のライバルからのプレッシャーや母親からの過剰な干渉で、精神を病んでいき幻覚に悩まされるという映画。

ビューティフルマインドでは、作中に緑を効果的に使っていた。

作中では、主人公のジョン・ナッシュが数式をノートやメモ帖に書き込む際に、常にグリーンの色鉛筆で書き込んでいた。

▼こういうの

三菱鉛筆 ダーマトグラフ 水性 緑 1P

主人公の洋服、親友の洋服にもグリーンが多く使われていた。

緑というのは想像力を豊かにする効果がある一方、自分の想像の世界にこもりがちなるという逆効果をもたらすらしい。

色の秘密 色彩学入門 (文春文庫)

もしかすると、そういった心理効果を知っていたうえでの演出なのか、それともジョン・ナッシュさんの実際のエピソードを参考にしたうえでなのか私は知らない。

ただ、統合失調症患者が緑を好むという設定に、何らかの意味がありそうで興味深かった。

特定の精神疾患患者が一つの色を好んだり、嫌ったりという話はよく聞く。

ある種の精神活動と特定の色が共鳴しあったり、反発しあったりというのは、一般的なのかもしれないなと思った。

ブラックスワンで特にすごいと思ったのは、恐怖を感じたとき、痛みを感じたときのカメラワークが、実際の私たちの感じている、主観的な世界をうまく表現していて、素晴らしいと思った。

痛みを感じているとき、その体の一部分にしか意識が向かないときがある。

例えば、爪が割れてしまったとき、勉強に集中しなくてはならないのにそこばかり気になってしまう。

なんの異常もないときは、ほとんど意識に上らないのに。ほかのことを考えていても、その部分が気になってしまう。

そういった意識の集中をうまくカメラワークで表現していた。

あとは安全だ、誰にも見られていないと思っていたから、他人には見られたくないことをしていたのに、突然誰かの存在に気づいたとき。

一瞬で心拍数が上がり、その誰かの存在に視線が吸い寄せられ、それまでにやっていたことから完全に意識がそがれてしまう。

そういった場面での主観的な感情表現がすごく忠実に再現されていた。

ただ、素晴らしいと思う反面、あまりに主人公に共感してしまって、実際に痛みや恐怖を感じているように錯覚してしまい、見終わった後、非常に疲れた思い出がある。

一度しか見ていないけれど、すごく印象に残っている。

私の中では、いい映画だと思うけど、あまりに体力を使うので、もう一度見返すには感情的な障壁を感じる不思議な作品になっている。

 

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