ネタバレ有りのダン・ブラウン、インフェルノを見て読んだ感想


先日、インフェルノを小説で読んでから、映画を見に行ってきました。

見終わった感想は、原作と映画、全然違っていて、少し驚きました。

小説と映画で違ってたところは

ヴァエンサがラングドンを本当に殺そうとするところ

エリザベスがラングドンとすでに知り合いで過去付き合ってたという設定

エリザベスが不妊であったという設定がないところ

シエナがストレスからくる脱毛症という設定がないところ

シエナが結局、ゾブリストの信者のままで、死んでしまうところ

などなど細かい設定が違ってたけど、

一番違っていたのは原作では最後、ウィルスが世界中に広がってしまったが、映画では感染を防ぐことができたというところ。

ウィルスが映画ではただの伝染病だったけど、原作では人間をランダムに不妊にするウィルスベクターとして描かれていた。

たしかに映画で、最後ウィルスに全世界の人間が感染してしまったら、後味も悪いし、続編を作るときにも問題のある設定だったのかなとは思った。

けれど、原作では、エリザベスが過去の治療の影響で不妊であるという設定や、今の人口過剰で地球環境が破壊されていることがゾブリストが行動を起こすきっかけになったこと、シエナがの髪の毛が抜けてしまったのが暴行未遂のPTSDからくるストレスが原因だったことなど、いろんな細かな設定とウィルスの存在理由と絡んでいるところが、深みがある要因だった気がするので、ちょっと残念だった。

 

 

 

 

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家畜人ヤプー


家畜人ヤプーという本は以前に発禁処分にもなったことがあると聞いていたので、敬遠していたのですが、SF小説としても名作だとある人に聞いて、挑戦してみました。

 

あらすじは、日本人男性の主人公とロシア人女性の婚約者同士が、未来世界に招待されるが、そこは日本人は西洋人に家畜として扱われている世界で、愛し合っていたはずの二人がその世界に染まっていってしまうという話。

 

家畜として買われている日本人はとにかく虐げられていて、人体改造なども行われる世界。今まで読んだ本の中で一番不愉快な気分になる本だった。ある意味、文字だけでここまで他人を不愉快にさせるのはすごいとは思った。

 

とにかく描写がこまかく、著者のこの世界に対する執着が感じられて、この世界が実際にあるかもしれないと思わせられた結果なのだと思う。

 

もう一つ、重要な要素としては、完全なる女性優位の世界だということ。1956年に書かれたということはまだまだ男性がつよくあるべきという時代だったと思うので、その時代に、男性主人公が女性にとことんいじめられるという作品を書いたというのは、だいぶおかしな目で見られたのではと思う。(そもそも現代でも十分気持ち悪いけど・・・)

 

この作品を書いた沼さんは、実験的にみんなが不愉快になるような設定を作り出したのか、それとも単に個人的な趣味で妄想が止まらなくなったのか、その両方なのか。

 

とにかく不愉快で、二度と読み返したくない本であることには変わりないけれど、文章の力と、文章でしか表現できないレベルの理解できないものがあるということを思い知ったという意味では、読んでおいて後悔はしない本だった。

 

 

家畜人ヤプー〈第1巻〉 (幻冬舎アウトロー文庫)

 

 

 

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ストレングスファインダーの”戦略性”と”目標志向”とはどんなものなのか?


さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

さあ、才能に目覚めようという本についているストレングスファインダーという心理テスト。

これをやってみたところ、私は戦略性という資質が一番トップ、二番目が目標志向が来ていました。

以下、戦略性と目標志向とは?

 

戦略性

戦略性という資質によって、あなたはいろいろなものが乱雑にある中から、最終の目的に合った最善の道筋を発見することができます。

これは学習できるスキルではありません。

これは特異な考え方であり、物事に対する特殊な見方です。

他の人には単に複雑さとしか見えない時でも、あなたにはこの資質によってパターンが見えます。これらを意識して、あなたはあらゆる選択肢のシナリオの最後まで想像し、常に「こうなったらどうなる? では、こうなったらどうなる?」と自問します。

このような繰り返しによって、先を読むことができるのです。

そして、あなたは起こる可能性のある障害の危険性を正確に予測することができます。

それぞれの道筋の先にある状況が解かることで、あなたは道筋を選び始めます。

行き止まりの道をあなたは切り捨てます。まともに抵抗を受ける道を排除します。

混乱に巻き込まれる道を捨て去ります。

そして、選ばれた道――すなわちあなたの戦略――にたどり着くまで、あなたは選択と切り捨てを繰り返します。

そしてこの戦略を武器として先へ進みます。これが、あなたの戦略性という資質の役割です:問いかけ、選抜し、行動するのです。

 

目標志向

「私はどこに向かっているのか?」とあなたは自問します。毎日、この質問を繰り返します。

目標志向という資質のために、あなたは明確な行き先を必要とします。

行き先がないと、あなたの生活や仕事はたちまち苛立たしいものになる可能性があります。

ですから毎年、毎月、さらに毎週でさえ、あなたは目標を設定します。

この目標はあなたの羅針盤となり、優先順位を決定したり、行き先に向かうコースに戻るために必要な修正をする上で、あなたを助けてくれます。

あなたの目標志向は素晴らしい力を持っています。

何故ならそれはあなたの行動をふるいにかけさせるからです。

――すなわち、特定の行動が目標へ近づくために役に立つかどうかを本能的に評価し、役に立たない行動を無視します。

そして最終的に、あなたの目標志向はあなたを効率的にさせるのです。

当然ながらこの裏返しとして、あなたは遅れや障害や、例えそれがどんなに興味深く見えようとも本筋から外れることにいらいらするようになります。

このことは、あなたを集団の一員として非常に貴重な存在にしています。

他の人が脇道にそれ始めると、あなたは彼らを本筋へ連れ戻します。

あなたの目標志向は、目標に向かって進むために役に立っていないものは重要ではないということを、あらゆる人に気付かせます。

そしてもし重要でないなら、それは時間を割く価値がないということです。あなたは、あらゆる人を進路から外れさせません。

 

 

江戸川乱歩の「恐ろしき錯誤」という短編に、北川という男の説明として以下の表現があって、これが戦略性・目標志向を持った人間の説明としてぴったりなのではと思った。

 

「社交的の会話、洒落とか冗談とかいうものは、まるでだめだった。彼はユーモアというものをてんで解しないような男だった。しかし議論などになると、ずいぶん雄弁にしゃべった。彼は何か一つの目的がきまらないことには何もする気になれぬらしかった。その代り、これと思い込むと、傍目もふらず突き進む方だった。そういう時は、目的以外のことにはまるで盲目になってしまった。この性質があればこそ、彼は学問にも成功した。不得手な恋にさえ成功した。彼は二つのことを同時に念頭におくことのできない性質だった。」(『江戸川乱歩作品集 104作品収録』(江戸川乱歩 著)より)

 

私はここまで性質が強くはないけれど、少なくとも、2つの資質が重なっているせいか、ほかの人よりも無駄な行動をするのは大嫌いなところはあると思う。

”社交的の会話”というのが、人間関係をよくするために有効だという話を聞くまでは、そういうのは目的を大抵持たないから、嫌で仕方がなかった。

 

戦略性と目標志向というのは若干似ているような気がする。

切り分けが難しい。

ただ、戦略性はたどり着くための道筋を選ぶ能力で会って、最終的な目標を決める能力ではないというところかなと思う。

一方、目標志向というのはゴールを決める能力だと思う。

たまに自分の頭の中でそれが切り替わるところがあるなあと思う。

 

私は、今までの人生で結構人間関係の衝突があったほうだと思う。

基本的にその人が自分にとって重要で、その人との関係を円滑にするという目的でもない限り、北川のように誰かのために行動できないところがある。

私も、もしかしたら戦略性だけだったら、誰かほかの人の立てた目標に同調して、誰かのためになるような行動をとることもできたのかもしれない。

けれど目標も自分でたてようとしてしまうから、なかなか誰かと協力して何かをやるというのは難しいところがある。

 

ストレングスファインダーによって、出された資質は年をとってもあんまり変わらないらしい。

二つの資質がそろってしまっている私たちのような人間は、小さくとも自分で目標を立てて、自分で行動できるなにか自分の世界を確保することが幸せになる近道になるかもしれないなあと思う。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

 

江戸川乱歩作品集 104作品収録

 

 

 

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才能を伸ばすシンプルな方法


著者は雑誌の取材で世界各地の才能開発所を訪問した経験があり、この本は才能開発に関する新しい科学についても言及されている。

具体的には、才能は遺伝よりもむしろ行動によって培われるという考えを持つアンダースエリクソン、ダグラスフィールズ、ロバートビョーク博士らの考えを紹介している。

著者の本を書こうと思い立ったきっかけは、スパルタク テニスクラブでの視察だった。

このクラブて行われていることを、持ち帰り、身の回りで実践してみると劇的な効果が現れた。

それは、

新しい動きを大げさに表現する

練習スペースを縮小する

仮眠をとる

などだった。

そのような秘訣を著者は世界各地の才能開発に関する施設で拾い集め、いつしかかなりの量に達したので、科学的根拠とともに一冊の本にまとめたのがこの本だ。

この本は3つの章にわかれていて

1 モチベーションに火をつけ、スキルの青写真を描く

2 最小の時間で最大の上達を目指す

3 長期的成功を収めるための習慣を確立する方法の紹介

今回は1章の前半についてまとめようと思う。

なりたい人をじっと見つめる

どの才能開発所でも、学習者に膨大な時間を費やして、その道の超一流のエキスパートを観察するように促すそうだ。

まず、学習者に必要なのは、なりたい人を毎日観察し、そのイメージを脳裏に焼き付けること、自分もそうなれると思い込むことだからだ。

憧れの人と接点を持つだけでもモチベーションはかなり上がるし、ある国で1人のプロが生まれると、優れた選手が後に続いて多く生まれるということはよく聞く話だ。憧れの選手の写真や動画を見るだけで、意識はかなり変わる。

達人のスキルを脳内で疑似体験する

次に、達人のスキルをできるだけ再現できるようにパターンを繰り返す。

例えば、肉体的スキルを伸ばしたければ、動きとリズムを意識して、相手の体の中に入り込んだ様子をイメージする。

知的なスキルの場合、チェスだったら、名勝負を一手ごとに心の中で再現し、講演家は名演説をそのままの抑揚で何度も繰り返す。

ピカソが優れた芸術家は借りる。偉大な芸術家は盗む。と言ったように、達人のスキルを何度も再現して盗む、つまり自分のものにしてしまうことがこの段階で重要になる。

そして、やりっぱなしにするのではなく、今日の結果、明日の課題、翌週の目標をメモして、自分の状況、やったことを把握することが大切だ。

背伸びしよう

世の中はミスを悪いと決めつけるし、私たち自身もミスすることを恐れてしまうことが多い。

けれど、自分の能力の向上を一番に考えると、ミスというのはすごく意味のある事になる。

なぜなら、自分の能力の限界付近のことをしたということの証明になるし、そこから得られる情報はこれから軌道修正するためにすごく大切な情報になるからだ。

この『背伸び』をすることが脳にあたらしい神経回路を作り出す唯一の方法だ。

生産的なミスをするためには、普通では奇妙で異様な行動を率先してやってみよう。

例えば、メドウマウント音楽学校の生徒は、通行人がどの曲を聴いているのかわからないほどの超スローテンポで演奏することにより、通常のスピードの演奏では見つけることのできない細かなミスを発見するそうだ。

いつもの練習にこだわるのはやめよう。

豪華な環境よりも質素な環境を

私たちはとかく豪華な道具さえあれば、もっとうまくなれるのにと考えがちだし、世の中にはそういった人たちのためにバラエティーに富んだ商品が用意され、つねにそういった商品を売りつけようとする企業の挑発にさらされている。

でも用途に応じた包丁を10本用意したとしても1本の包丁を持った職人に料理の腕で勝てない。

豪華さは、『これさえあればもう大丈夫』『やっと成功したのだから、そんなに頑張らなくてもいいか』などと無意識に人を安心させてしまう。

それに比べて、飾り気のない質素な空間は気持ちを落ち着けて目の前の課題に集中させてくれる。

もし選べるのなら、質素な環境を選ぼう。

ハードスキルとソフトスキル

ハードスキルというのはいつもできるだけ正確に行われるべき行為のことだ。(例えばテニスのサーブなど)

一方、ソフトスキルというのは状況に柔軟に対応するためのスキルのことを指す。(例えば、サッカー選手がディフェンスの弱点を見抜いて攻撃に転じる行為など)

まずはソフトスキルとハードスキルのどちらを伸ばしたいのか、見極めよう。

一つの基準は、そのスキルが教師に教えられるものかどうかだ。例えばハードスキルを主とするバイオリン奏者やフィギュアスケート選手は常にコーチがついているが、ソフトスキルを求められる経営者や大道芸人はコーチの指導を受けない。
思ったより長くなってしまいました。。

けど個人的には面白い本だったし、いろんなチップスが乗ってたのでまとめちゃおうと思います。

ハードスキルのもっとも大切な要素

ハードスキルでは、できるだけ正確に行うことが最も重視される。

それを達成するには何度も繰り返すことが大事になる。

測定できる要素があるのならば、それを毎回測って、自分の能力の伸び率を記録してみるとよい。

1度に行うのはできるだけ単純であることがいい。

ソフトスキルのもっとも大切な要素

ソフトスキルを伸ばすのはできるだけ困難な状況で、いつも自分に試練を与える方法を探している積極果敢で、好奇心旺盛で、実験好きなタイプをめざす。

例えば、ブラジルのサッカーチームではバスケットコートほどの大きさの中で展開がものすごく早い5対5の独特のゲームで選手を鍛える。通常の6倍の接触プレーを引き起こすため、即座にパターンを読む能力が養われる。

よいコーチに出会おう

よいコーチを見極めるときのポイント

・すばらしいコーチと出会うと、畏敬の念が湧き上がり、少し脅されるような感覚になる。

・簡潔で明確なアドバイスを与えてくれる。すぐれたコーチは雑談に時間を費やすようなことはしない。

・基礎を重視してくれる。

 

才能を伸ばすシンプルな本

 

 

 

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私がシェイクスピア作品が好きな理由


海外文学が苦手で、小説になるとほぼ全く読まないか、読んでもしっくりこないので、読み返すほど好きな作家というのはほとんどいない。
なんだけど、シェイクスピアだけはなんだか読めてしまう。
翻訳の良し悪しの問題なのかと思っていたけど、なにか違うみたい。
翻訳の評判が悪くてもシェイクスピアは最後まで読める。

多分、シェイクスピアが好きなのは文化の違いを感じないところ。

もっと言えば、男らしさとか女らしさとかも、本能のレベルで描かれているから、嫌な気分にならないというか、共感できなくても、そういう生き物なんだなと、納得してしまう。
普遍性が、よくシェイクスピアを賞賛するときに指摘されるようだけど、時代も国も違う人たちに感情移入出来る自分を自覚することができる。
コミュニケーションに問題があっても、根っこが同じだから、いつか分かり合える可能性があるんじゃないかと、気が休まることもある。
ただ、やっぱり嫌な奴や困った人間はどの国にもいるのか。やっぱり、どこも大変なんだなみたいな気分になるときもある。
そういうところが多分他の作家ではなかなか感じることのできない、読んでいるときのしっくり感、登場人物が実在しているような気持ちに繋がってるんだと思う。

 

 

 

 

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丸善をふらふらして見つけた面白い本


丸善で見つけて、試し読みして良かったので、いつか買いたいなと思った本をリストアップ。

 

 

 

 

 

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わたしを離さないでの作者、イシグロカズオ作品のまとめ


わたしを離さないでがドラマ化するということで、過去に読んだ時の感想と、読んでみたいと思っていた、カズオ・イシグロの本をまとめておきたいと思う。ねたばれはしないようにします。

わたしを離さないで』を最初読んだときは、前半めちゃくちゃ退屈で、読むのやめようかなぐらいだったんだけど、その世界の仕組みというか主人公たちの置かれた状況がわかったとたん、前半の穏やかさが恐ろしくなって、もう一度読み返したくなるというのがこの本の一番すぐれているところだと思った。

けどドラマではネタバレが最初にあったそうで、それじゃ仕組みがわかった時のアッというわせる感じが全くでないじゃないか・・・と思ったので、できればドラマなんて見ずに、というか見る前に、多くの人に原作を読んでほしいなあと思う。

あの前半の退屈さ・穏やかさを乗り越えてやっとわかるこの本のすごさのようなものを味わえないのはすごくもったいない気がした。

映画化もされていて、 パイレーツ・オブ・カリビアンとかイミテーションゲームのキーラ・ナイトレイが出演しているみたい。こっちはどういう構成なんだろうか。機会があれば見てみたいな。

イシグロさんは日系イギリス人作家で、1989年に長編小説『日の名残り』でイギリス最高の文学賞ブッカー賞を受賞した。

レクター博士(ハンニバル)を演じたアンソニー・ホプキンスで映画化していたよう。
英米でベストセラーとなったカズオ・イシグロの最新長篇『わたしを離さないで』は、発売後ただちに《タイム》誌のオールタイムベスト 100に選ばれたらしい・・。

ほかにも《ニューヨーク・タイムズ》《パプリッシャーズ・ウィークリ ー》《シアトル・タイムズ》《グローブ・アンド・メール》の主要紙誌においても2005年のベストブックの一冊に選定されたらしい。

イギリス人ということは、やっぱりもともと英語で書いているんだろうから、英語でも挑戦してみたいけど、イシグロさんの英語って難しいんだろうか?

正直そんな有名な人が日本人の作家にいたとは全く知らなかった。

まだ、わたしを離さないでしか読んでないので、わからないけれど、何冊か読んだら、まとめたいと思う。

 

 

 

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三大奇書のうちの一つ『虚無への供物』を読んで


虚無への供物というのは、夢野久作のドグラマグラ、 小栗虫太郎の黒死舘殺人事件とともに日本の三大奇書に挙げられている。

推理小説でありながら、推理小説ではない、アンチ・ミステリーと呼ばれているらしい。

推理小説を大量に読んでる人は、推理小説に対する思い込みも強い分、驚きも多いと思うのでおすすめの本かもしれない。

以下若干ネタバレなので、読んだ人もしくは絶対読まない人だけ読んでもらいたい。

中井英夫さんの本は私はこれで初めて知った。

アンチ・ミステリーと呼ばれている理由として、私が思ったところをあげていきたいと思う。

この作品は、とにかく探偵役として立候補する登場人物が多すぎる。

しかも、だれもかれも立候補する割に、推理が雑なのでまったく解決に向かわないので、読者は推理小説の文体と体裁を持っているこの本と探偵役に対する信頼・期待を裏切られ続けるという構造になっている。

そんなに推理小説を読まない私でも、すっかり推理小説は、探偵役という絶対的存在が必ず事件を解決するのだという思い込みによって騙されてしまった。

ちなみに、結局ものがたりの終盤まで登場人物のほとんどが探偵役を名乗り出て、探偵が増えていき、推理を披露し続け、結局だれも犯人を突き止めることはできず、最終的には犯人が自白し始めるというラスト。

思い込みってホントに怖いなって思ったのは、さんざん出てくる探偵役が信用ならないという展開を目にしていたのに、最後の最後まで、新しい人が推理始めると『この人が事件を解決するのかな』とつい期待してしまった。

推理小説を大量に読んでる人は思い込みも強いから、その分驚きも多いと思うのでおすすめの本かもしれない。

 

 

 

 

 

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部屋が汚いのは自尊心の低さが原因かもしれない ~モノが少ないと快適に働けるを読んで~


モノが少ないと、という表題だが、この本での筆者がいかに厳選したものを大切にしているかが伝わってくる。

今現在使っているおすすめの文房具とかアイテムとかも紹介してあって、ついついほしくなってしまうものもたくさんあった。

ものを捨てられない人たちが抱える不安について

ものを持っている数というのは田舎とか、家の大きさにももちろん依存するとは思うんだけど、やっぱりその人の性格が大きく影響しているような気がする。

極端な例では、強迫性障害の症状の一つに過剰にものを集めてしまったり、捨てられなかったりというため込み症候群というのがあるらしい。こういった症状を突き詰めると将来に対する不安が原因のようだ。
何冊か片づけを達成するための本を読んだけど、やはり病院に通うほどの症状が出ていなくとも、物を捨てられない人というのは将来に対する強い不安を抱えていることが多かったり、自尊心が低い人が多いらしい。

ずいぶん長く、断捨離が流行っているのは、ものを捨てられないという人は日本に本当にたくさんいて、国全体が不安を抱えているせいなのかもしれない。

精神的な問題が部屋に影響を与える場合もあれば、逆に精神的な問題が片づけをすることで改善されることがあるらしい。

どこで読んだか忘れてしまったけれど(すみません)、ほかの国に比べて、日本人のうつは片づけることで治ることが多いらしい。カウンセリングよりも効く人もいるらしい。

実際のところ、一人ひとりがどのくらいのアイテム数のものを持っているのか、減らしたらどのくらい気分が明るくなったかとかそういった研究があったら面白いのになと思う。
厳選したものを大切にすることから生まれる幸福感
この本ではすでに物を少なくすることを達成した著者が、ものが少ないと、持っているもの、残したものへの愛着が分散することがないので幸せそうだというのが文章の端々から伝わってきた。こういったものを生かしているという感覚が大切なのかなと思う。

この本をよんだあとでは、断捨離したあとの生活のビジョンが非常に明確になったので、ものを捨てることはそのあとの生活をよりよくするためのものだから、ものを捨てることに対する罪悪感がなくなったのがすごく良かった。

こんまり先生も言っていたけど、片づけるときのコツは、ものを減らすと思うのではなく、残すものを選んで、残したものを大切にするというのがやはり大切なんだなあと思った。

モノが少ないと快適に働ける―書類の山から解放されるミニマリズム的整理術

 

 

 

 

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スタンフォードの自分を変える教室を読んでみた


★瞑想の練習を三時間行うと注意力と自制心が増加 P.51

★ もしもやめたい習慣があれば、それを毎日続けなくてはならない。つづけたらどうなるのかを考える。 P.152

チョコバーを毎日食べることを想像して、毎日たべるとどうなるのかを考えると・・・

★「健康ハロー現象」何か良い選択をすると、悪い選択が許される気がする。お皿にレタスが引いてあると、たくさん肉を食べてもいいのではないかと勘違い P.154

★ 本当のストレス解消になるものとただの病み付きになっている惰性の刺激を見極める。p.207

【効果的】
エクササイズ・スポーツをする
読書や音楽を楽しむ
家族や友達と過ごす
マッサージを受ける
瞑想やヨガをする
外に出て散歩する
クリエイティブな趣味の時間を過ごす

【逆効果】
ギャンブル
タバコ
お酒
やけ食い
テレビゲーム
インターネット
テレビや映画を2時間以上見る

 

 

 

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