赤ちゃんが寝ない理由 -粉ミルクをのんだ赤ちゃんは母乳をのんだ赤ちゃんよりもよく眠る-


赤ちゃんが夜どのくらい寝てくれるか、寝てくれないかはお母さんたちにとって大きな関心ごとでもあり、大きな悩みのタネではないでしょうか。

赤ちゃんの睡眠時間について興味深い研究がカナダで発表されました。

子育て経験者にとっては、当たり前かと思いますが、生まれたばかりの赤ちゃんの睡眠は短く、不安定で、まとめて6時間以上寝てくれれば御の字と言ったレベルです。

実際、今回発表されたカナダの研究でも400人弱の生後半年の赤ちゃんの43パーセントは8時間以上眠りますが、その他の57パーセントの赤ちゃんは8時間以上は寝ないという結果となりました。

さらに、赤ちゃん全体のうち、3分の1は6時間以上寝ないという結果になったのです…!

それはつまり、赤ちゃんを育てている家庭の3分の1もが、夜6時間以上寝れない生活を半年以上続けているということになります。

驚愕の事実です。

(これを聞いて怖気付いてしまうプレママやプレパパも多いかもしれませんが、子供はそれを差し引いてもとてもかわいいです。)

この中でも、母乳で育てている赤ちゃんは、粉ミルクなどの人工乳で育てている赤ちゃんよりも、かなり眠りが短くなるそうです。

また、わずかに男の子のほうが、女の子よりも眠りが短くなる傾向があったそうです。

筆者も、出産直後に長い時間眠れないことの辛さを経験したので、粉ミルクにすると長く眠るというのは、いますぐ試したい、かなり耳よりな情報に思えます。

ですが、母乳育児には乳幼児突然死症候群(Sudden Infant Death SyndromeSIDSの発生を防いだり、さまざまな利点もあります。

厚生労働省も出来る限り母乳育児を推奨しています。

SIDSが、粉ミルクによる長時間睡眠と関係しているのかは不明ですが、慎重な判断が必要かと思います。



また、夕方や夜にかけて搾乳した母乳にはメラトニンという深い眠りを誘う物質が含まれているとの報告もあります。

夜、母乳を飲ませると赤ちゃんが眠りやすくなる理由

筆者としては、やむを得ない理由がない限りは出来る限り母乳で育て、粉ミルクのような人工栄養は補助的な使い方をするべきなのかなと思っています。

ちなみに筆者は、粉ミルクと母乳の混合育児をしています。

そのおかげか生後半年未満にもかかわらず、10時間近く寝てくれる時もあり、完全母乳の友人の子供よりも明らかに長く寝ているようで、この研究と一致しており、びっくりしています。

ちなみに、性別・体重・生まれた時期などほぼ同じです。

今後の展開としては、

粉ミルクによるSIDSの発生原因、

なぜ粉ミルクで睡眠時間が長くなるのか

などについてより明らかになれば、安心して粉ミルクでの育児ができ、赤ちゃんとその家族の快適な睡眠を促進することになるのではと期待してしまいます。

今後も関連情報に注目していきたいなと思います。

参考文献

Uninterrupted infant sleep, Development, and Maternal Mood


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