無意味なくちびる噛みをやめるためには


不安になったとき、神経質な人はくちびるをかむというくせが出てしまう人は多いのではないでしょうか?

1日に一度や二度ならば、問題はないのですが、行動が自動化され、習慣化されるうちに、唇を傷つけてしまうなどの問題が出てきてしまうかもしれません。

また、見ている側にも、常に不安そうな人物という印象を与えることは、生活するうえで不利益なイメージを植え付ける可能性も考えられます。

もちろんはならびやくちびるの形状によっては、物理的にくちびるをかみやすい人もいます。

歯並びが悪いことを放置することは、後々、ほかの体の部位にも悪影響を与えるでしょうから、治療可能ならば直してしまうのが良いかもしれません。

ですが、先に挙げたように、不安な気持ちなど、心理的なものが原因となっている場合、また別の対策が必要となります。

実は、くちびるをかむという行為を繰り返すというのは、OCD(強迫性障害)の症状の一つであるBFRB(Body-focused repetitive behavior)に分類されており、精神疾患症状の一部である可能性があります。

これは反復的な自己志向行動をまとめたもので、くちびる噛み以外にも、髪の毛を引っ張る・抜く、皮膚を引っ張る・引きちぎる、爪を噛む・噛みちぎるなどの行為が含まれます。

不安やストレスを感じた際には、これらの行為を繰り返すことで、安心感を得ているそうです。

また、これらの習慣について指摘されたり、考えたりすることで、しばらくやめていた繰り返し行動が再燃したりといったことが起こるため、この習慣をやめさせるのは非常に困難です。

また、このような症状は遺伝的要因があることも報告されているそうです。

ですが、一般的に思春期に始まるこの繰り返し行動は思春期が終わるとともに収束することが多いといわれています。

もしも、大人になっても治らず、ひどくなるようで、これらの症状をやめたいと思うのならば、認知行動療法(CBT)や習慣逆転訓練(HRT)が有効とのことです。



もともとこれらの繰り返し行動の背景には不安やストレスが隠れているからです。

また、弁証法的行動療法(DBT)も有効であるそうです。

もしもこういった治療が有効でないときはclomipramine、SSRI(selective serotonin reuptake inhibitors)がOCDの症状に有効であることが報告されているそうです。

すべての人に治療が必要というわけでもありませんが、もしも悩みがあるようであれば、ただの癖と片づけるのではなく、治療してみるのも一つの手なのではないかと思いました。

参考URL:

How to stop anxious lip biting

 

 

 

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