全く新しいタイプのうつ病が発見される(RGS8仮説)


うつ病は全世界で3億人以上が影響を受けているといわれている精神疾患です。

2018年5月、広島大学の研究者によって、全く新しいタイプのうつ病が発見・Neuroscienceという論文誌で報告されました。

RGS8というたんぱく質がうつ症状を引き起こすうえで、重要な役割を果たしており、それは既存のうつ病発症メカニズムの仮説とはことなるものだということです。

そのため、この発生メカニズムに基づいて、新しい治療方法・薬剤を開発することができるのではないかと考えているそうです。

現在のところ、うつ病の原因としてはモノアミン仮説とよばれるものが有名です。

モノアミン仮説はセロトニンとノルエピネフリンが不足しているため、うつ病が発症しているという仮説です。

現在のところ、販売されている抗うつ薬の90%はこの仮説に基づいて、作られていますが、効果があらわれない、または、効果があらわれるのに非常に時間がかかるといった問題がありました。

著者らはこれらの薬が効かない事例は発症メカニズムの仮説が十分ではないことから起こっているのではないかと考えているようです。

一日も早く、新しいよりよく効く薬が開発されるとよいなと思います。

参考URL:

New Type of Depression Identified



Depression-resistant Phenotype in Mice Overexpressing Regulator of G Protein Signaling 8 (RGS8)

Y.Kobayashi et al., 2018 Neuroscience

 

 

 

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