村上春樹の短編 UFOが釧路に降りる


私の一番すきな作家は村上春樹さんです。

村上春樹さんの小説を読むようになってから、登場人物にリアリティがなくて、ストーリーの構成上や登場人物の特徴や良さや悪さを引き立てるために無理やり配置したような不自然さが抜け切れてない小説は気持ち悪くて読めなくなってしまったほどです。

また、ほかにも、登場人物たちが当たり前のことを、当たり前にしていて、純粋に悪人でもなければ善人でもなく、いろんな共通感覚を持った人間として描かれているのが、素晴らしいところだなと、村上春樹さんの作品を読んでいるといつも思います。

例えば、神の子どもたちはみな踊るという短編集にはいっている「UFOが釧路に降りる」という作品があります。

kellepics / Pixabay

特に物語に大きく関わるわけでもないけれど、誰もが経験する錯覚のようなものを主人公の視点で、描かれているこういったところがとてもすきです。



遠くから歩いてくる人でも、後ろすがたでも仲のいい人・見慣れた人だと瞬時にわかるというのは誰しも経験したことなのではないでしょうか?

人の歩き方というのは、かなり記憶にのこるものだけど、なかなか言語化するのが難しいものの1つだと思います。

こういった短いエピソードの積み重ねが主人公に対して、親近感を抱かせたり、その人が本当に存在するかのような物語への没入を生み出しているような気がします。

神の子供はみな踊るは、新興宗教や天災など、重いテーマを扱っているし、『かえるくん、東京を救う』はかなり非現実的な、小説だったりするんだけど、物語にでてくる登場人物を丁寧に描いているので世界に入り込めるのかなと思います。

あまり、有名ではない部類に入るかもしれませんが、オススメの短編集なので、ぜひ手にとってもらいたいです。

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