データが氾濫する世界を賢く生き抜くための視点 -シグナル・アンド・ノイズ 天才データアナリストの予測学を読んで-


今回は、シグナル&ノイズという本を紹介したいと思います。

どんなにデータが溢れても、分析手法が優れても、結局のところ結果を解釈して、利用するのは私達。

最近はAIによって、仕事が奪われるのではないかと、不安を煽られることが多いけれど、今回紹介するシグナル&ノイズにはすべてをコンピュータに任せることにはならないというメッセージが書いてありました。

ですが、今後、データが氾濫する世界を賢く生き抜くための視点を持つのは不可欠なので、そこをみんな鍛えるべきだというメッセージが感じ取れる本でした。

P.14

あまりにも多くの情報を手にすると、私たちは本能的に気に入ったものを選び、それ以外は無視する道を選ぶ。

私たちはパターンを見つけて、機会や危険に瞬時に反応するようにできている。

問題はこの進化の過程で得た本能により、実際にはないパターンを見てしまうことだ、とポッジオ(マサチューセッツ工科大学・神経科学者)は言う。

これらの性質は生きていく上では非常に重要ですが、大量のデータをさばかなくてはならない情報化社会を生きる上ではもろ刃の剣となります。

特に、扱うデータが増え続けている今、客観的にデータを扱うよう気をつけなくてはならない場面が増えていくとおもわれます。

P. 8 私たちは今、増え続ける情報に理解が追いつかないという事態に陥っている。
P. 15 〜たとえ情報が増えていっても、有益な情報は同じようには増えない。
そのほとんどはノイズであり、ノイズはシグナルより急速に増える。
証明しなければならない仮説と使用するデータは増える一方だが、客観的な真実はほぼ一定なのだ。



P.51  情報化時代を生きる私たちは、知識が増えているにもかかわらず、「知っていること」と「知っていると思っていること」の間の溝がどんどん広がっていくという危険に直面している。

結果もっともらしくみえる予測が全く当たらないということが起こる。

〜ターゲットとは違う場所なのに、いつも同じ場所に当てることができるから、自分は射撃がうまいと言っているようなものだ。

金融危機も、他の多くの予測の失敗と同じように、こうした錯覚から生じた。予測の「バラツキが小さい」ことを「的中率が高い」ものと誤って判断し、掛け金を増やしてしまったのだ。

本当に有益な情報を見ぬくスキルというのは今後、まだまだ求められるスキルの一つだと思うし、世の中に出回っているビッグデータの恩恵というのは本当にうまく行った結果の上澄みをとってきているだけで、実際には葬り去られたデータの方が圧倒的に多いのだと思う。

解析スキルを身につけるのも大事だけど、データ分析をどのようにやるべきか、そこに偏見や思い込みは入っていないのかと、自己制御し、冷静になる能力のほうが大切なのかもしれません。

これらをやしなうことで、AI時代にも仕事を奪われずにいられるのではないかと思いました。

月額料金だと月400円年額料金だと1年間3900円で数百冊の書籍・マンガ・雑誌などが読み放題になるAmazon プライム会員向けの新サービスPrime Readingプライムリーディング)」の提供が開始され、読書好きにはますますうれしいサービスとなりました!

また、映画やドラマが見放題になる「Prime Video」もサービスに含まれています!

おためし入会はこちらからどうぞ↓↓↓


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする