部屋が汚いのは自尊心の低さが原因かもしれない -モノが少ないと快適に働けるを読んで-


最近は、ミニマリストという単語が一般的になり、ネットの記事などでもほぼ毎日目にするようになってきました。

ですが、なかなか実践できている人は少ないのではないでしょうか?

今回読んでみた『モノが少ないと快適に働ける』では、徹底したミニマリストとして生活を維持している著者の実際使っている文房具やオフィスの写真が満載で、ミニマリストとしての生活を読むだけで想像することができる内容でした。

部屋を片付けるためのモチベーションを維持するには、実際に片付ける前に理想の部屋を思い浮かべ、可能であれば理想の部屋の写真を用意することだと、片付けコンサルタントのこんまり先生も著書の中で、言及していました。

この本を読むと、参考になるイメージをたくさん見ることができます。

片付けを開始する前の人、前回の片付けに失敗して、やり直そうと思っている人には特におすすめです。

ものを捨てられない人たちが抱える不安について

ものを所有するというのはある種の安心感を得るためだとおもいます。

そして、経済力や家の大きさにももちろん依存し、そのほかにもその人の性格や育った環境によって、その人それぞれの安心できるものの数がきまってくるのではないでしょうか。

極端な例では、強迫性障害の症状の一つに過剰にものを集めてしまったり、捨てられなかったりというため込み症候群というのがあるそうです。

そして、こういった症状の根本的・心理的要因を突き詰めると将来に対する不安が原因のようです。

例えば、『これを捨てたら、二度と手に入らないかもしれない』といった不安です。

何冊か片づけに関するするための本を読みましたが、病院に通うほどの症状が出ていなくとも、物を捨てられない人というのは将来に対する強い不安を抱えていることが多かったり、自尊心が低い人が多いと書かれていることが多く、その心理的な不安を認めることが片付けを成功させるのに重要になってくるようです。

ずいぶん長く、断捨離が流行っているのは、将来に対する不安を抱える人が日本に本当にたくさんいることが原因なのかもしれません。

気分が落ち込んだ時は部屋を片付けると良い

精神的な問題が部屋に影響を与える場合もあれば、逆に精神的な問題が片づけをすることで改善されることがあるそうです。



特に、ほかの国に比べて、日本人のうつは片づけることで治ることが多いそうで、カウンセリングよりも効く人もいるそうです。

おそらく、不安な気持ちが原因で残したものには目にするたびに不安な気持ちを思い出させてしまうところがあるためではないでしょうか?

実際のところ、一人ひとりがどのくらいのアイテム数のものを持っているのか、減らしたらどのくらい気分が明るくなったかとかそういった研究があったらおもしろそうですが、まだみたことはないです。

厳選したものを大切にすることから生まれる幸福感

ものが少ないと、持っているもの、残したものへの愛着が分散することがないので幸せになれるそうです。

おそらく安心するためだったとしても、毎日不安を解消するために集めたものに埋もれて生活しても、もの自体を好きではないため、本当の幸せが生まれないのかもしれません。

ミニマリストとして生活している著者の『モノが少ないと快適に働ける』を読んでいて、著者のものに対する愛情を強く感じました。

ものを減らそうと思うのではなく、残したもの、自分で選び取ったものをより愛するために片付けるという考え方を学ぶために最適の本でした。

ぜひみなさんも読んでみてください。

 

 

 

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